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6期渡航渡航体験記 ~航空宇宙編~

おはようございます。6期の機械系スミトモです。さて新入生に向けて6期の渡航の体験を書いていこうという奴の第4弾です。まず本題に入る前にEPATSになぜ私が入ったかを説明します。

 EPATSに入った理由

EPATSとは自主計画型の短期海外研修とその前後での学習を通じて、グローバルな意識・視野と行動力の涵養を目的として活動している団体です。詳しい沿革などについてはこちらをご覧ください。

私がEPATSに入部した理由を簡単に述べると、「自分で多くのことを決定できる」点に魅力を感じたからです。つまりどの研究施設・文化施設に行って、そのあと誰にあって、どのような話をするかを誰かにコーディネートしてもらう制約のある海外渡航は多くあるはずです。そのような渡航を高校生の時点で経験できた人もいるのではないでしょうか。しかしEPATSでは渡航プランに関してはほぼすべて自分で決めることになります。私はそれを理由に加入し、そこで自分が関心のある宇宙関連の研究施設を見学し、多くの人と話を聞きたいと考え、それが実現できたと思います。

 

宇宙関連の研究施設の紹介

それでは本題に入ります。私が昨夏EPATSの渡航で訪問した宇宙関連施設を羅列していきます。

①JPL

Operation facility内Mars2020の着陸船とローバー

JPLはロサンゼルス近郊にあるNASAの研究所であり、世界で唯一すべての太陽系の惑星に探査機を送った機関です。私が見学したときはMARS2020探査機「Perseverance」にプロペラをつけた直後でした。未知の環境下でローバーを走らせることには多くの困難を伴います。そこでUAVを取り付けることでそれを回避する狙いがあるようです。(もちろん空を飛ぶことに伴う困難もあります。電池の改良など多くの技術革新が求められます。)JPLは一般の人は入ることが出来ません。EPATSでは多くの人の助けをかり普段は入ることが出来ないところにも見学することが出来ました。またそこで勤務するエンジニアの方の話も聞くことが出来した。

 

 

②NanoRacks

NanoRacksはヒューストンにある2009年創業のベンチャーで、NASAとの契約の下、微小重力実験の商業サービスを提供しています。具体的には国際宇宙ステーションの与圧内実験、曝露実験および超小型衛星(CubeSat)放出のサービスです。これまでに350の積載物を取り扱ってきており、顧客にはNASAやESA、宇宙ベンチャーや製薬会社などがあります。ここではCIOの方にお話を頂き、今後の宇宙輸送についてや自分の姿勢について考えるきっかけになりました。またこの企業では写真のエアロックなど多くの施設を見学することが出来ました。このエアロックはISSで作動する民間初のものになるようです。この企業も興味に基づき自分でアポをとって訪問させていただけるようになりました。

 

 

 

③Johnson Space Center

こちらもNASAの施設でアポロ計画の中枢を担いました。有名ですね。残念ながらこちらはアポをとれなかったのですが2時間ほどのツアーに参加することが出来ました。そこでエンジニアの方と話もできます。管制室や屋内にはアポロ計画に用いられたサターン、宇宙飛行士の訓練施設がツアーに含まれています。EPATSでは施設ではなく会いたい人にあうことを基本としています。しかしこのようにアポがとれず、ここでは特定の人と会うことが出来なかったのですがその場の努力で多くのことを吸収はできると思いました。

 

 

まとめ

今回の渡航で感じたのはオープンだと言うことです。(サンプル数が少ないので個人の意見です。)NanoRacksに行ったとき「情報を囲い込むよりも、開示した方が周りも発展し、マクロな目で見たとき自分たちも発展する」とおっしゃられていました。とにかく知りたいという意志さえあれば多くのことを語ってくれますし、多くのものを見学させてくれます。私たちはEPATSに参加してくれる、やる気のある皆さんを歓迎します。現時点で「こういう目標がある!」や「ここに行きたい」、「この人に会ってこのような話を聞きたい!」などが実現できるように私たちも全力でサポートします。

 


現在EPATSでは、2021年夏以降に渡航する方を募集しています!
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(対象:日本国籍を持つ学部1,2年生)

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