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CSFチーム・先輩に会いに来た編(16日目)

こんにちは!9期CSFチームの廣長です!

本日はコンピュータサイエンスで有名なカーネギーメロン大学に訪れました。

午前中はCMUのRobotics Instituteの教授であるKris先生にお会いしました。Kris先生はアメリカの大学を卒業後、東大でMasterとPhDを取得されています。日米のアカデミアや産学連携の違いについてお聞きしました。

中でも印象に残っているのは、日米の大学院のシステムが全然違うということです。日本の大学院はコースワークがほとんどなく研究がメインのため、アメリカの大学院生と比べると基礎的な知識はかなりの差がついてしまっているそうです。自分で進んでできる「天才タイプ」には日本の大学院は向いているそうです。

また、アメリカの大学院はMasterとPhDコースに明確に分かれていて、Masterのコースはコースワークのみで実務的な能力を育てる目的であるそうです。

そのため、修士で研究をする日本とはそもそも目的が違います。アメリカの大学院を卒業すると、OPTで3年の就業期間がもらえるため、いきなりアメリカの大学院進学もありだと思いました。

研究資金面についても同様で、日本は研究成果を上げた上げないに関わらず一定の予算が降りてきますが、アメリカの場合企業の共同研究として資金を貰っているため業績が上げられないと最悪ラボのボスの首が危ないこともあるそうです。

インターンは、日本では2,3日あっても1週間くらいのインターンがほとんどで実際に就業機会を与えられるものはほとんどありませんが、アメリカだと夏休みに行きたい企業のインターンに行って良い成績を残さなければ採用の道を断たれることになるそうです。

このように競争が激しいアメリカでは大学在学時から専門の勉強をしなければならないことを再確認しました。

午後は私の先輩とCMUPhD学生の先輩にお会いしました。先輩たちにはCMUの構内を案内してもらい、その後軽くお話をしました。私は研究室に早期配属しているのですが、研究の進捗をその都度教授と1on1で報告するという形式であるため、研究の仕方がよくわかりませんでした。

最初の研究を進め方としては、ラボ内で分野が近い先輩に質問をしまくって色々教えを乞うのが望ましいとお話をしてくださいました。帰国した先輩や教授にわからないことを積極的に質問して、研究生活を充実させたいと思います。

明日はピッツバーグを発ちます。

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