こんにちは、EPATS10期の満留です。
昨日は、朝にイギリスのヒースロー空港に到着した後、レンタカーを借りてGoodwood Revivalに訪問しました。往復200km程度の距離で、高速道路(無料)と片側一車線の緩やかで10km以上道なりになっているような山道が中心でした。
レンタルした車はボクスホールというメーカーのもので、ターボによる200Nmのトルクに加え、軽いクラッチにこれまた軽くてサクサク入る6速MTが組み合わされ、非常に軽快でした。ボクスホールは日本の方にはあまり知られていないメーカーですが、イギリスではよく見かけました。
イギリスの道路を走行した印象として、様々なものがありましたが、特に二つの日本との違いがありました。
一つ目はロータリー交差点です。
一般的に見かける図とは少し違って、形が歪んでいる・線が見えにくい・複数の車線がある・途中に信号がある、などの場合があり、他の車もそこまで速度を落とさず走っていることも加わって少し難しかったです。
二つ目は制限速度です。
片側一車線程度の緩やかな山道を走っていると、左右に施設や民家等があるゾーンでは時速30マイル(50km/h弱)制限で、両サイドが森になっているようなゾーンでは時速60マイル制限になります。この60マイルで走行できる山道は日本にはなく、なかなか便利だと思いました。その中間の40マイルや50マイルの制限もあり、標識のたびにしっかり速度を変えて走っている印象です。速度標識に関しても、複数立っていたり、電光していたりと目立つように強調されているのがありがたかったです。
そして、本日は地下鉄にて、ロンドン市内にある大英博物館とヴィクトリア&アルバート博物館に訪問しました。両施設ともとても巨大で、隅々までじっくり見ることはできませんでしたが、大英博物館では巨大な彫刻や建築物の一部など、スケールの大きい展示がたくさんあり、当時の統治者の権力の大きさを感じました。
ヴィクトリア&アルバート博物館は大英博物館とは少し違って、芸術品や工芸品が中心に飾られているため非常に興味深かったです。映画や脚本などの題材としてよく見かけるような、いわゆる「ヨーロッパの貴族」の暮らしに使われていた物品や、大理石の彫刻、日本の伝統工芸品、近代のアート作品、服装の変遷などさまざまな地域と時間の作品があり、全て見て回るには時間が足りませんでした。
これらの博物館は日本でもなかなか見ないレベルの大きさと展示クオリティで、とても綺麗に維持されているのにもかかわらず、基本的には無料で出入りできるため(もちろん寄付はした方が良いですが)、特にインターネットなどがなかった時代などに、ロンドンで暮らすということの優位性などについて、考えてしまいました。
ロンドン市内を走っている車としてはブラックキャブとロンドンバスが3〜4割を占めているような印象で、一般車としては、KIA・MG・ボクスホールなどのコンパクカーや、5シリーズやEクラスのようなセダンやワゴンの多さが印象的でした。
国産車はプリウス・プリウスアルファ・オーリスが目立ちました。市街地は様々な規制があることもあり、スポーツカーはあまり見かけませんでしたが、その中ではポルシェは多かった印象がありました。