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グループ4 ヨーロッパ渡航8日目

本日はBMWミュージアム訪問しました。BMWミュージアムにはBMW Weltという自由に見ることのできる大型ショールームのような施設が隣接しています。ここには新型車の展示やグッズの販売店、商談スペースや試乗スペースまであります。

BMWミュージアムはポルシェやメルセデス・ベンツのものと比べて近代的な印象を受けました。最初期の頃のものではなく、自動車がすでに普及し、現在の形と同じようになってからのモデルが多く、電動システムや燃料電池などの先進技術の展示もありました。
BMWでは2006年に水素内燃機関(ガソリン車と同じ構造のエンジンを持つが、ガソリンの代わりに水素で動くので二酸化炭素を排出しない)の自動車を製造していました。そしてトヨタも現在水素内燃機関を使いレースに出場するなど、開発を進めています。その両社が近年提携しているとのことで、その将来が気になります。
ちなみに、BMWはバイエルン発電機を意味するBayerische Motoren Werkeの略ですが、元は航空機用のエンジンを作っていました。それゆえに軽量化にこだわっているという内容が一番最初に紹介されています。

これでポルシェ/メルセデスベンツ/BMWの3社の本社所在地にある博物館へと訪問することができました。
比較してみると展示内容の傾向には個性があり、一言でまとめると、ポルシェは美しく軽くて早い自動車をを、ベンツは物流も含めて移動手段としての自動車を、BMWはモダンで先進的で若々しい自動車を作ってきたという印象を受けました。

また、本日はS-bahnを使用してミュンヘン市内へも立ち寄りました。ドイツではS-bahn(電車)や路面電車(トラム)、バス、U-bhan(地下鉄)などは全て共通のチケットであり、移動できる範囲と時間が決まったチケットを購入し、有効なものを所持していれば自由に乗り降りすることができます。改札はありませんが、いまだに検札にも出会ったことがありません。ケルン同様に路面電車も多く走っており、バスのように車道にに溶け込んでいます。実際に暮らすとなると、定期券のような乗り放題の券を購入する場合が多いようなので、いつでも自由に全ての公共交通機関で移動できるので、本当に移動の自由度が高いのだなと感じました。

逆に自動車で都市部を移動する場合、日本では街中にもコンパーキングや立体駐車場などがありますが、ドイツでは路上駐車が一般的で、駐車できる場所は多いですが、都市部ではほぼ埋まっており、空いてる場所を見つけてサッと止めるのはなかなか骨が折れそうです。

BMW本社は4つのシリンダーを模った特徴的な建物で有名です。

電車の時刻表はありますが、電光掲示板には電車が何分後に来るかのみ表示されています。(予定時刻通りではないことが多い気がしました)

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