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国内企業研修 株式会社東北エンタープライズ様

13期の井関優汰です。

以前、東北エンタープライズ様に国内企業研修を行わせていただいたので、そのことについて書かせていただきます。

〈企業概要〉

東北エンタープライズ社は、福島県いわき市に本社を置く企業です。エネルギープラントにおける電気・計装設備の保守点検および施工管理を行っています。また、Boston Dynamics社の四足歩行ロボット「Spot」を活用した自動巡回点検や、ドローン・3Dスキャンを用いた設備診断など、次世代型メンテナンス技術の提供も行っています。さらに、セキュリティ製品の販売などの業務も取り扱っています。

 

〈訪問の目的〉

今回の企業訪問では、ロボットについて販売の観点から知ることを目的としました。その上で、「なぜSpotに目をつけたのか」「ボストンダイナミクス社との契約のきっかけは何か」「ロボットを売るときに気を付けていることは何か」の3点を、自分の中での主なテーマとしてお話を伺いました。

 

〈なぜSpotに目をつけたのか〉

東日本大震災において原発事故が発生しました。原発内の調査が必要となりましたが、健康上の観点から人間が立ち入ることは困難でした。また、事故によって飛び散った瓦礫の影響で、既存の調査用ロボットでも作業を行うことができませんでした。しかし、四足歩行で移動するSpotであれば瓦礫を乗り越えて原発内を調査できるため、そのような考えのもとでSpotの利用が検討され始めました。

 

〈ボストンダイナミクス社との契約のきっかけは何か〉

ボストンダイナミクス社は以前から、東日本大震災において自社のロボットが活用できるのではないかと考えていました。その考えが、東北エンタープライズ社の「Spotを原発調査で利用したい」という意向と一致しました。また、ボストンダイナミクス社は、正しくSpotを運用できる信頼のおける企業と契約を結びたいと考えていました。その結果、東北エンタープライズ社とボストンダイナミクス社は協力することになりました。

 

〈ロボットを売るときに気を付けていることは何か〉

ロボットの得意なこととクライアントが求めていることが一致しているかを営業の際には特に意識しているとのことでした。どれほど優れたロボットであっても、顧客から求められていなければ意味がありません。ボストンダイナミクス社もこの点を重視しており、顧客の声を募集し、それを製品開発の際に参考にしています。

 

〈感想〉

ここでは詳細については触れていませんが、Spotを遠隔操作する様子や、その拡張技術を実際に見せていただき、技術面で非常に勉強になりました。また、ロボットを作る上では、自分が作りたいものを作ることも大切である一方で、使う人のことを考えることを忘れてはならないという点を学ぶことができました。

この度は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

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