EPATS4期、東京工業大学第1類、学士1年の猪股海渡です。
先週に引き続き私がなぜEPATSに入ろうと思ったか、
そして2017年夏に予定されている渡航で何をしたいかを書いていこうと思います。
私は大学に入学した当初、経済的な理由もあり留学は考えてはいませんでした。
部活動ばかりしてきた中学・高校時代とは違う新しい何かを求めていたそんな私が
見つけたものが、「タダで海外に行ける」と謳うEPATSのフライヤーでした。
「チャンスがあるのならやってみよう」と応募し、拾ってもらえたわけです。
私にはまだ海外経験がなく日本から出たこともありません。
そのため語学力的にもまだまだではあるのですが、他のメンバーからも刺激を受け
日々準備に励んでいます。
さて、私が今年行なう渡航には主に2つの目的があります。
1つ目の目的は様々な化学の創薬への応用の現場の姿を見て、考えることにあります。
私は現在第1類に所属しており、来年以降は化学系に進むことを予定でいます。
有機合成など創薬に生かすことのできる分野を専攻し、将来的にそのような職に就くことが私の夢です。
これらの基礎研究がどのようま形で応用され、
またそこに尽力する人たちがどのような心持で研究に臨んでいるのかを
現地で体感していきたいと考えています。
2つ目はこれらの技術が活かされる土壌の違いを見ることです。
ノーベル賞を受賞した大隅栄誉教授が仰ったとおり日本での基礎研究の扱いは恵まれいるとはいえません。
また医療制度についても日本と他の国では違いがありこれらを見て
実際に現地の方とディスカッション等もしてみたいと考えています。
私の渡航計画はまだまだ下書きの段階です。
より良い渡航にするため、
渡航で得たものがこれからの私の幹となるものにできるように
これからも継続して準備をしていこうと思います。
応援よろしくお願いします。