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12期春渡航アメリカ(7日目)・Meta 山中仁さん

12期の勝です.
今日はメンローパークのMeta本社にて,山中仁さんにお会いしてきました.

オフィス内をいろいろと案内していただき,その中で山中さんのこれまでのご経歴やシリコンバレーのソフトウェアエンジニアの現況などについてお話をしました.

山中さんは学生時代,東工大のロボット技術研究会の部長を務め,大学を卒業後は企業に就職するもすぐに友人と共同でスタートアップを設立,その後も様々なスタートアップや企業,研究所でソフトウェアエンジニアやリサーチャーとして働き現在に至るそうです.

アメリカでのエンジニアの現況に関するお話では,現代のシリコンバレーのソフトウェアエンジニアに関する話をしていただき,これがとても興味深かったです.

今の時代,先端の業界ではAIを使いこなせない者が既にオールドタイプとみなされ,生産性の低い人材と評価されかねない状況にあるとのことでした.
また,将来的にはAIに一定のディレクトリやファイル操作権限を与え,実装→実行→検証→改善といったサイクルを,人間の関与を最小限にしながら高速に回す取り組みが進む可能性もあるというお話も伺いました.こうした動きは徐々に一般のソフトウェア開発の現場にも広がっていくかもしれません.

AIにファイルをいじらせ生産性を大幅に向上させることが現実味を帯びるているということはいささか衝撃でした.
また,AIを使いこなせなければならないという強い危機感を,シリコンバレーのエンジニアが現在進行形で抱いていることも印象的でした.

一方で自分の専門であるハードウェア,あるいは設計の世界では,自分の知る限りそこまで大胆なAI活用はまだ一般的ではありません.

ハード設計には物理法則や材料特性といった現実世界の制約に基づく検討が必要であり,安全性の担保や複数部署との調整も不可欠です.そのため,ソフトウェア開発と同様の形で単純に効率化することは難しい側面があると思います.

しかしながら,部分的にでもAIを設計プロセスへ組み込むことで,従来マクロを組んで行っていた作業以上に簡単に,高度な最適化が出来,その先でさらに壮大なものを作ることが可能になるのではないかとも感じました.
設計が手書き図面からCADに変わった時の様に,近い未来にもそういうやり方がハード設計の主流を占める時が来るのでしょうか.

話の中で,人に先駆けて事をやることが大事であるということを聞きました.
今AIを使って設計業務を効率的にやれるようになれば,その先で技術的に頭一つ抜けた機械エンジニアになれるのではないかと感じました.

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