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3期 ヨーロッパコース 3日目

本日は、宿泊していたロンドンからマンチェスターに移動して、ジョンライランズ図書館を訪問しました。ジョン・ライランズ図書館は、マンチェスター大学の附属の図書館で、イギリス随一の規模です。

最初に、展示コーナーを見ました。展示コーナーはパネルの説明とともに、ユークリッド、シェークスピア、福音、聖書、イスラム暦など歴史的に貴重な資料の数々が展示されていました。マンチェスター大学と提携しているということもあり、特に科学や宗教に関する書籍の展示が多かったです。

書物の入った棚には全てに湿度計と温度計が設置されていました。図書の保管体制が徹底されていることで、現在でも数多くの歴史的な書籍が保管されているのだと思います。

展示場を後にし、メインの部屋に向かいました。ハリーポッターに出てきそうな内装と、古い図書が床から天井までぎっしり並んでいる姿に圧倒されました。

本が置いてある部屋だけでなく、廊下や階段の壁や天井にも随所に細工が施されていました。

館内では、マンチェスター大学の学生さんが、勉強をしていました。ジョンライランズ図書館は、世界各国から観光客が訪れる一方で、マンチェスター大学の学生にとっては“観光名所”ではなく、“勉強を行う場所”であり、観光客と学生が混在する不思議な空間でした。

最後にジョンライランズ図書館があるマンチェスターの町並みについて紹介します。
街は赤レンガで作られた建物が多く、現代のビル街とは対照的でした。
建物はどれも綺麗だったのですが、よく建物を見てみると、お店が入っているのは1階のみで、2階以降は空き家の建物が多かったです。

ただ、街の建物が綺麗である一方で、平和な日本とは違い、街は少し怖い雰囲気でした。

路上にはホームレスがいてお金を求めていたり、メインの道から1本外れると、道は薄暗くなり、ごみが散乱していたからです。

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