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人と話すこと

みなさん、こんにちは!4期の齋藤優太です。
齋藤はこの四月から無事経営工学系に所属することができました。これから、ミクロ経済学やゲーム理論の基礎を機械学習
なども交えながら学べる環境を最大限に活かしていきたいと考えています。

 

 2年次になってから専門を学び始め、将来自分が何をすべきなのか、自分の人生の中であえて大学に通い一定の期間を過ごす意味がどこにあるのかについて考えたりしています。そんな中で、同期や先輩とも深いテーマについて語り合うことが幾度かありました。そこで感じたことを現段階でのまとめとして綴り残しておこうと思います。
 自分はあまり人と話すのが得意ではなく、数人以上の打ち上げなのでは黙ってしまうことがよくあるため、そういった誘いにはあまりのらないことが多いです。この間もそういった機会があったのですが、参加しませんでした。以前このことについて、一度も参加したことのないようなコミュニティの集まりには先入観を持たず一度参加してみるべきだとの意見をいただいたこともあり、今回の件については参加・不参加を迷っていました。そこで、違う人に相談してみたところ、そのような集まりにあえて参加しなくとも、自分の意志に従っていれば必要な人には会えるし、機会を逸しているわけではないから、素直に自分の気持ちに従っていいと言われました。自分はその時は後者の考えを妥当に感じ、不参加を決めたのですが、後にどうすべきだったか自分の考えが曖昧であったことに気がつきました。もう一度考えてみた結果、やはり自分の考えは後者寄りであると現段階で結論づけました。自分の意志に従って行動して新たに会う人は自分に似た人に偏るのではないか、そういった一つの批判の可能性について自分で納得のいく解答が得られていなかったのが、自分の考えに地震持てていなかった原因でした。しかし、そう言った時の似ている人の定義は興味を持っている対象が同じであるだけでそれに対する視点は皆違うため、偏ったコミュニティとだけと繋がりを持つことはないのではなかろうか。また、先入観を持たないようにして、(これ自体を批判しているわけではありませんが、)自分が乗り気ではないのにもかかわらず参加した集まりにおいて新たな人に会う機会は期待できないとも感じました。出会いを作るためには、少なくとも何かしらの自発的な意志を持つ必要があると思います。そうでなければ、やはり自らの参入意思決定に責任を持てず、参加した後の行動にコミットできないと思うからです。
 ただ、このように自分がどのように考えているかを問い詰め直すきっかけを与えてくれるのはやはり人との対話にあると感じました。これは今自分が大学という環境に身を置いている一つの根拠になりうると思います。渡航でも、今まで出会ったことのないような経験豊富で多彩な視点を持った人々と対話を重ねることで、自らの考えを洗練し、考えられていなかった問いに気づかせてくれるような時間になるのではないかと期待しています。

 

最近はあまり渡航計画に進捗がないので、気を取り直してメールを書きながら綴ってみました。
また、次回も自分の考えをまとめられたらと思います。

 

EPATS4期 東京工業大学経営工学系2年 齋藤優太

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