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Google合同会社の企業訪問

こんにちは、5期の星野です。
私たち5期は来年の渡航に向けて国内研修をこの夏行なっております。
国内研修とは、前の同期のブログでも紹介はあったと思うのですが、国内の企業を少なくとも2社回って、今自分が学びたい分野についての疑問や考えをぶつけ、学ぶという活動です。
その中で、私は先日8/9にGoogle合同会社に訪問をしました。

オフィスからの眺め(新宿方面)

今回の訪問は母の知り合いを通したということもあり、非常に快く受け入れてもらい、とても感謝しております。また、グループ外のEPATSメンバーも誘っても良いと言われたので5期の福田と4期の齋藤ともともに訪問しました。
Googleとは世界に100社存在するグローバル企業です。当時スタンフォードの大学院に在籍していた2人のエンジニア、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏によって設立されたオンライン広告会社を主な事業とするIT企業です。
To organize the world’s information and make it universally accessible and useful
– Google’s Mission
今回の訪問は大まかに
  1. Googleとはどういった企業なのかのプレゼン
  2. Googleが取り組む機械学習の1例
  3. エンジニアを交えた昼食会
  4. オフィス見学
の4つのセッションに分けることができます。
私たちは今回訪問する前に事前学習を行いGoogleとはどういった企業なのか、理念や事業を元に勉強してから訪問しました。しかし、実際に社員さんに紹介してもらうことでもっとGoogleのことが学べ、私が感じていた疑問、例えば日本でも多様性を意識しているのか、などが解消されました。
2つ目のセッションではGoogle翻訳を通じてGoogleが取り組む機械学習の内容やアルゴリズムを紹介していただきました。ここで学んだことはGoogle翻訳はディープラーニングを去年から取り入れたことによって格段と性能が増したということ、さらにはこのディープラーニングはニューラルネットワークを用い、Googleが開発した技術によって単語を解析しているということです。内容としては7割型理解はできたものの3割型何をいっているかはわかるが試験に出されたら赤点になる、という感じの理解しかできず、時間もなかったため質問ができなかったのが残念でした。しかし、考えとしては非常に面白く、論文もネットに載っているとおしゃっていたので機械学習の勉強をもう少ししっかりしてから調べてみようと思いました。
3つ目のセッションは東工大を卒業しGoogleで働くエンジニアを交えた昼食会がありました。この昼食会で私は技術的なお話を伺うことができ、事前学習などを通して感じた疑問や今後自分たちがどういったことを学べばいいのかなどといった幅広い質問をぶつけてくることができました。この昼食会を通して感じたのはお話をしてくださったエンジニアさん以外にも周りの方々の雰囲気がとてもよく、皆仕事にやりがいを感じているというバイブを受けました。

カフェテリアの様子

そして最後にオフィス見学ではGoogleのオフィスの雰囲気を楽しむことができました。社員さんのデスクの方まで見学することはもちろんできなかったのですが、Googleの有名なオープンスペースや六本木ヒルズ44階からのビューを眺めることができました。

オフィス内のオープンスペース

渋谷方面

エンジニアオフィスのミーティングルームが温泉の名前に由来している

軽食などが常においてある

訪問を経て、4人でのディスカッションでは今回の訪問で感じたこと、また得られたことについて議論しました。良かったと感じたことや、反省すべきだったことをあげたのでこの反省などを次回以降の訪問をよりよくできるように、と感じております。
私は今回の訪問を行う上でいくつかの下記の目的を設定してから訪問をしました。
  1. 今後世界で活躍するには今の自分に何が必要なのか、世界的大企業の視点から考えたい
  2. 人工知能の最先端をいっているGoogleから見た人工知能の可能性を探り、最先端で活躍するとはどういったことなのかを学ぶ
  3. Googleは感情認識とはどういったものと考えるのか
  4. 女性エンジニアの現状について知る

この中で2番については詳しいお話を伺うことができず、少し残念でしたが次回のもう一つの企業でしっかりと達成できればと感じております。他の目的は100%とは言えないが達成できたので良かったです。これらを踏まえて今回の訪問は実に有意義に過ごせたと感じています。Googleといった企業の生き生きさを肌で感じ、社員が皆働かされているという意識ではなく楽しいから、面白いからといった姿勢で働いているという雰囲気を感じました。今後私は企業訪問がいくつかあり、他にも来年の渡航が控えている中で、収穫はもちろんたくさんあったが反省もたくさんありました。私たちの最終目標である海外渡航において参考になる反省や、これから取り入れていった方がいい考え方、例えばGoogleのオープンマインドなところなど、を活かせるようにしたいと思っています。

 最後になりますが、訪問を受け入れていただいたGoogle合同会社の方々に大変感謝をしております。
5期 星野

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