こんにちは!
今回は5期合宿の2日目についての報告をいたします。
2日目は5期企画の模擬国連から始まりました。今回の模擬国連は本来の模擬国連の仕組みとは大きく違いパワーポイントでの発表の形式にしました。
議題は
- 世界の文化を知る
- 自分の意見や考えを多数の前で発表する場を設ける
- 交渉力や論理的思考力の向上を目指す
- インタラクティブにディスカッションをできるようにする
という目的のもと
世界文化遺産候補の審議及びクローバルストラテジー
というものにしました。こちらは過去の模擬国連の議題の1つでもあります。
国の割り当てとしては
アメリカ:福田
日本:高松
ドイツ:輿石
ブラジル:星野
とし、それぞれの国における候補地を初日に考え、理由や世界遺産規定にどう当てはまるのかをパワーポイントにまとめ実際に皆の前で発表しました。その後約1時間の議論の後結果を出そうという段取りを組んでおりましたが実際は発表の後の交渉やディスカッションがグダグダになってしまい、企画としては失敗してしまったのではないかと感じました。
まず反省の大きな理由としては
議題に対する共通の意識がなかった
という点です。本来ならば議題について全体で理解を深める時間が必要であったが企画の時点でこの過程を省いてしまったというのが今回の結果に至ったのではないかと考えます。もし過程を行なっていればもっとどうディスカッション・交渉を行うべきであったのか、さらには最終的な結論をどう出すべきであったのかというのが明確になったのではないかと感じております。
さらには、
議題が良くなかったのではないのか
という意見がありました。政策案などならば交渉や結論が出しやすかったと感じた上での意見です。今回目的が「世界を知る」というのと、「ディスカッションを行う」という2つのバラバラな種類に分けられ、どちらに重きをおくのかあやふやになってしまったために議題が良くなかったのではないかと感じております。
そして最後に
仕事の分担を行う
という点があります。計画書作成などは1人で行ったのが今回の企画でしたが他のメンバーが計画書を読むだけになってしまいました。本来ならばもっと誰かが模擬国連について調べてきたり、タイムキーパーになってもらったりと皆が企画に関わるべきではなかったのかという指摘を受けました。これについては、仕事を割り振られるのを待つのではなく、自分から探したり、協力の意思を投げかけていく姿勢を身に付けなければならないなと感じました。
また、全体的に目的を理解したうえでの行動意識が足りなかったなということを実感しました。模擬国連に限らず、様々な話し合いにおいて、今この議論・行動は何のために行っているのか、そのために何をするべきで何をほかの段階に回すべきなのか、自分自身を客観的に見ながら考えなければいけないと思うようになりました。客観的に見るための役割自体をつくることも大切で、そういうことも含めて計画をしていくことが大切だと思いました。
これらの反省を踏まえ、次回以降の模擬国連をより良いものにできればなと感じております。
模擬国連の後は、午後は外国人インタビューを行いました。この内容についてはまた次の5期のブログでまとめさせていただきます。
そして夜は親睦を深めるためにバーベキューをしました。スイカも食べたり花火もしたりして、夏を凝縮したような1日でした。
5期の活動は始動して半年になろうとしていますが、後期は渡航に向けて活動がさらに本格化していくので、この合宿で得たこと・反省点を大いに活用してこれからもお互いに高めあいながら仲良く過ごしていきたいです。