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4期ヨーロッパコース12日目

コペンハーゲンの寒さは、海風により一層増して感じられます。

さて、本日はアマリエンボー宮殿とミドルグロン洋上風力発電所に訪問しました!

アマリエンボー宮殿とは、現在でも皇族が利用している宮殿の一つで、
8角形の広場の周りにはロココ調の宮殿が立ち並んでいます。

毎日、12時から衛兵の交代が行われ、皇族が入る際は演奏も行われるそうです。
本日は皇族がいないこともあり、なんだか物静かな衛兵交代でした。

正直、自転車へのインフラは整っている印象ですが、自動車の量はそこまで少なくないように思われます。
これからさらに自転車のインフラ拡充に努めるそうですが(コペンハーゲン2015目標によると)、
やはり初めの方にお会いした村上さんの言う通り、エネルギーシフトを達成するためには電気自動車の普及は必須要件でしょう。

夕方からは、ミドルグロン洋上風力発電所を訪問しました。
こちらの風力発電は、市民出資が半分以上を占めている点でユニークであり、
1990年代に始めた当時は世界で一番大きな洋上風力発電であったそうです。
洋上風力発電についてどうのような経緯で行われ、現在の現状、これからについて
お伺いしました。

元ヨット部なので海に出ると無性に海上の風向きが気になります・・・笑

詳しい話はここでは割愛しますが、
今後さらに洋上風力発電を増やし、デンマークのecologicalな社会に貢献していきたいとおっしゃっていました。

このような熱意ある方々の取り組みを国の方針が上手に底上げしていることで、
今の成功があるようです。
やはり、技術だけが全てではなく、それを支えるものをどう作り上げていくかにも
着目していかなくてはならないと思います。

いつの日か日本の海上にこのような風景が広げられるよう。

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