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5期USコース 14日目

こんにちは

本日は予定通り、Pi ChargingとPreferred Networks Americaに訪問してまいりました。

どちらも現在滞在しているエアビーからは遠く、ウーバーの運転手の方々には朝から非常に申し訳のない気持ちになりながら伺いました。

はじめに訪問をしたのが、Pi Chargingという無線充電の開発を行なっているスタートアップです。
こちらは1期の土屋さんの紹介で初めて知った企業でした。
今後無線充電が一般化されると私たちは予想しており、是非その現状や、西海岸のスタートアップの現状についてなど伺いたいと思い、訪問を決めました。

しかし、企業の詳細などを口外しないNon-Disclosure Agreementにサインをしたため、詳細などは記しませんが、訪問して感じたこと、またその他承諾をいただいた内容について少し述べたいと思います。

訪問した際、最初に感じたのは全員のフレンドリーさでした。実際、西海岸のスタートアップは今回が初めてであったため、どれだけ正確かはわかりませんが、東に比べ、皆ウェルカミングな雰囲気がありました。

実際に色々紹介してくださった方はエンジニアからマーケティングの専門の方など様々でしたが、主にCEOのジョン・マクドナルドさんが案内をしてくださりました。

日本では社長ともなると非常に遠い存在のような感じがいたしますが、ジョンさんはとても謙虚な方で、学生の私たちの話にも非常に興味を示してくださりました。
彼自身のバックグラウンドや、設立の経緯、また他の技術との比較(例えばマイクロウェーブやウルトラサウンドを用いたワイヤレス充電)などを説明してくださりました。

元々私たちはコンピュータサイエンスに所属しているため、電気電子の専門的な内容を全て把握することはできないものの、簡単に紹介してくださったおかげでその後のセッションも聞きやすかったです。

また、彼自身エンジニアではなく、元は医者であり、その後にMBAをとったという異色な経歴の持ち主であり、そのお話も非常に面白く、人生何があるのかわからないものだな、と感じました。

その後、数人のエンジニアによる技術的な説明のセッションがありました。

こちらでは、皆色々な例やホワイトボードを用いながら説明をしてくださり、非常にわかりやすかったのが印象的でした。実際にプロトタイプで用いているボードの設計についてや、プログラミングを実行した時の動作など、細かく説明してくださりました。

私たちが伺った質問も、いくつかはまだまだ実現するのに時間がかかりそうな提案ではあったものの、「面白い質問だね」や、「できると思うよ」などといった肯定的な返しが多かったのは日本とは違うところなのかな、と感じました。日本では突拍子も無い質問をすると否定されたり、わからないという状態にされることが多かった印象があるため、肯定的な返答は非常に嬉しかったです。

最後にマーケティングの方々とのディスカッションを行いました。

はじめはプロダクトのヴィジョンについてなどを質問していたが、日本での販売などを聞かれるという場面があり、私たちも楽しくディスカッションができ、充実していました。

Pi Chargingを通して感じたのは、成功するスタートアップはチーム内の雰囲気が良いと感じました。また、失敗やミスについても寛容的なのだなと感じました。

 

 

その後訪問したのがPreferred Networks Americaという日本のPreferred Networksのアメリカ支部でした。

日本のPreferred Networksを訪問した経緯もあり、アメリカに支部をおく日本のスタートアップ事情や、実際にどちらも経験した方から伺う違いなどを伺いたいと思い訪問をしました。

ここで対応してくださったのが、久保田展行さんという方でした。

久保田さん自身、日本とアメリカ、両方を経験されている方であり、非常に参考になるお話がたくさん聞けました。

印象に残っている内容としては、アメリカ人方が適当なところが多く、働きやすいと久保田さんがおっしゃていたことです。しかし、同時にアメリカ人は「自分の価値」というものを非常に重要視する点があり、採用されるときに他社からどう言った評価を受けてきたか、またワークスタイルなどにも自分の考えを述べるというのは日本との大きな違いだと感じました。

私自身、適当な部分が多く、常に「なんとかなるでしょ」と言っているタイプです。なので、度々日本の完璧主義精神に悩まされることが多く、自分にとってこちらの方が合っているのかな、と感じました。

また、アメリカの学生がデュアルメジャーを取っていることが多く、それがこちらの良いところだと仰っていました。日本では1つの学問に専念することが多く、複数の学問に跨ると変な目で見られことが多い中と感じます。しかし、アメリカではCSが数学も重要だと思い両方取ることがあると知り、確かに開発する側としてはそういった人の方が活躍できるのは納得できると思いました。

このように、非常に考えさせられる時間を過ごすことができ、充実した訪問ができたと思います。

 


福田からのコメントです。

Pi Chargingでは様々な質問をさせていただきました。CEOのJohnさんは医者であったキャリアからMITでMBAを取得し、無線充電の技術に出会い、今Piを立ち上げて活躍されていますが、どのような考えを持って進路を大きく変更されたのか、またMITにルーツがあるのになぜ西海岸で起業されたのか、CTOのLixinさんと良い関係を保つ秘訣、良いチームを持続させる工夫は?など幅広く快く答えていただきました。
技術の話も含めて、伺った内容に大変刺激された部分もありましたが、総じて、CEOのJohnさんの人柄に感動した、というのが今回のもっとも大きな収穫だったように思います。突然日本から訪問した私たちのことを本当に歓迎してくださり、同じ目線で常にお話ししてくださり、細かい気遣いをしてくださったことが非常に印象的でした。
Piでは本当にフラットなコミュニケーションができている、というお話があったのですが、私たちが帰る間際に、近くでオススメのお店はあったりしますか?とJohnさんに伺ったところ、韓国料理屋を勧めてくださったのですが、周りで仕事中のPiのエンジニアの方達が、「Johnそれいつも言ってるよね!」と言ってみんなで笑っていたのが素敵だなと感じました。今回の訪問自体たくさんの社員さんとお話しさせていただく機会を設けて下さって、お忙しいのに皆さん本当に気持ち良く対応してくださり、スタートアップで働きたいと考える私にとって、一つの理想的な企業に出会えた感覚がありました。
リーダーもこういう人がリーダーであるべきだろうと思えるような、Johnさんに出会えてとても良い訪問でした。
お別れの際には訪問した私たちに対してお土産も用意していただきました。

メッセージカードには社員の方々からの暖かい言葉が書いてあって、期待以上の感動を得て有意義な訪問でした。

 

続いてPFNのアメリカ支社では、日本のPFNに訪問させていただいた際に少しお会いした、久保田さんとお話しさせていただきました。
こちらの空気が好きでアメリカに支社を作る際は絶対に行く、と決めていらっしゃったそうで、色々な比較や目指している方向などについてたっぷりとお話しさせていただきました。
特に興味深かったのは、アメリカの学生についてのお話でした。こちらでインターン生を募集する際に、彼らは契約内容や給与について積極的に意見を出してくるとのことでした。私は軽く読んでサインをしてしまいそうな気がしますが、彼らは他の企業はこの給与でこういう条件で働けると言っている、有給の日数が少ない、など、核となる考えや他の材料を持っていて、よく交渉してくるとのことでした。このスタートアップがひしめき合うような環境で、周りの人に影響を受けながら、そういったマインドが身についているのだと感じました。
物価や治安の話など、実際に住んでいらっしゃる上での実感や、環境の特性を生かしたビジネス展開などのお話も、大変興味深く、将来自分自身がどこで働くことになるかは分かりませんが、必要となる考え方をまたいくつか身につけられたように感じます。
日本では革新的な企業として名高い会社ですが、シリコンバレーではユニコーン企業はいくつもあり知名度も実際全く違うとのことで、日本発の会社として、もっと発展していってほしいと感じました。
お忙しい中でしたがお会いすることができて本当に良かったです。


明日はappleとNVIDIAに訪問予定です。

本日で渡航2週間を過ぎ、残り9日と短くなってきましたが、最後まで充実した渡航となりますよう、努力をしたいと思います。

 

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