村松です。
早いもので、もう17日が経過です。今まで学んだことが盛りだくさん過ぎて、お腹がすでにいっぱいですが、これからもハングリー精神で学びまくってきます!
本日はついに!サンフランシスコまで行ってまいりました♪
シリコンバレーとはまた違う感じで、こっちはまさに大都市って感じです!
本日は、Catalia Healthに訪問。Chief Robot MakerのSantosさんとディスカッションをしてきました。
入ると目に飛び込んでくるのは、無数の黄色のロボット。Catalia Healthの代表的なプロダクト、Mabuちゃん(女の子)です。
Mabuちゃんは、患者と対話しながらデータを収集し、体調の変化を予測したり、医師・製薬会社にデータを提供したりするロボット。Pepper君の医療特化型といったところでしょうか。下の写真はプロトタイプたちです。
分野を限定しているからこそ、会話のレパートリーもある程度決まっていて、医師などのhealth providerが求めている情報を的確に抽出できるのが彼女の強み。レパートリーが決まっていると機械的になってしまうのではないかと思いますが、挙動は非常に人間味があったのが印象的でした。顔を認識して忠実に目が追いかけてきてくれるのが意外とかわいい笑心理学の研究に基づいて精密に設計されているというのがおおきいのかもしれません。
この企業も、非常にデザインシンキングに忠実で、患者が何を求めているのかを問いと仮説を立てて考えているのが印象的でした。特に、患者という具体的なステークホルダーが存在していることで、大企業などと比べてデザインシンキングがうまくフィットしているような気がします。
シリコンバレーから生まれてくるアイデアは、今やユーザーとの地道な二人三脚によって生まれてくるんですね。とはいえ、それを西洋医学のように過度に神格化してしまうと、日本では痛い目に合うようにも感じる今日この頃です。
案内していただいた飯島さん、Santosさんありがとうございました!
そういえば見覚えのあるロゴを見つけた。
夜は宇宙班に触発され久々の日本食。ホールは日本語ペラペラの韓国人の方でした。味も素晴らしいです。
他の都市と比較しているとシリコンバレーがいかに異質な環境であるかを実感します。
本当にゆったりとしていて、映画にてくるような広大な「カリフォルニア」そのものなのに、突然Googleの巨大なオフィスがでてきたり、Appleのドームが現れたり。治安もビックリするくらい良い。アジア人率が高い。ちなみにサンフランシスコは治安が悪いです。
先日Panasonic βの上原さんが「シリコンバレーは、世界を視野にして高速サイクルでプロダクトを作って結果を出していかないと生き残れない」と仰っていましたが、本当にその通りなのかもしれません。
それでは!