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Chemコース14日目

こんにちは!佐藤です。

サンフランシスコは本日も快晴です。今回の渡航は天気にも非常に恵まれています。

 

 

本日は月曜日ですがアメリカはLabor Day:労働者の日 のため祝日です。Chemコースは文化学習の1日でした。

 

午前中はサンフランシスコ近代美術館へ行きました。多くの作品が収蔵されている大きな美術館です。

近代美術作品の意味や表現内容をとらえるのは非常に困難であり、頭を悩ませつつ多くの作品を鑑賞しました。

 

Alexander Calderという方の作品。モービルを使って海辺の家を表現しています。明るい色は熱帯の気候を反映しているそうです。じっくりと眺めていると、少しずつ揺れ動くモービルが波打ち際を連想させます。具体的なものがここまで抽象化されて表現されると、作者がどのようにしてこの作品にたどり着いたのか気になるところでもありますね。抽象化していく過程で作者には違った視点からの世界が見えるように変化したのではとすら感じます。池田には意味が分からないと一蹴されていましたが、個人的には印象に残った作品です。

 

Alfred Stieglitzの写真作品。失敗を失敗と考えずに、一つの表現技法としてとらえている点が非常に特徴的です。画像のブレや、露出調整でのミスまでもが作品とて表現されている点は新鮮なものを感じます。新しい表現方法が面白いと、池田が気に入っていました。佐藤的には意図的に失敗(と一般に思われていること)を起こすというのはいまいち納得いきませんでしたが。

 

 

3人で作品から感じたことを話し合いながら、多くの抽象的な作品を鑑賞していきました。同じ作品でもそれぞれで異なった捉え方となり、楽しみながら鑑賞ができました。

 

抽象化もこの域まで来ると何ともとらえがたくなってしまいます。”夕焼け”と”大地”などなのでしょうか…。

 

面白かったコーナーをもう一つ。アートから見る宇宙開発についてです。夢と希望を持つ未来の宇宙進出は、しばしば芸術家たちの作品の対象にもなります。案外、芸術家が描いた未来の宇宙開発の姿が似た形で実現することもあったりする点がおもしろいですね。宇宙服に似たような作品も多く展示されていました。

universeコースの二人をはじめとして、宇宙開発を進めるエンジニアの方々がどのような未来を創造してくれるのか、非常に楽しみですね。

 

午後はジュ―イッシュ現代博物館へ行きました。

外観が特徴的な建物です。ここでは、ユダヤ人芸術家の作品が展示されています。

入口の天井にはDavid Laneによる地球儀の連なった作品が。さまざまな種類の地球儀が並ぶ姿は壮観で、独特な雰囲気が醸し出されています。

 

中にはまたもや抽象的な作品が。不気味な雰囲気の作品が多くありました。

サンフランシスコの中心近くにユダヤ人芸術家の作品を展示する施設があることには、興味深い事実です。ただ、個人的にはもっとその歴史的な背景などに迫る展示があっても良いのではと感じました。

 

その後は少しサンフランシスコの街を観光しました。

訪れたのが、Cafe Xというお店です。

手前の機械でオーダーすると、後ろにある機械が商品を準備してくれます。といっても実際には

  1. アームが空のカップをコーヒーを注ぐ機械まで運ぶ
  2. 注文したコーヒーなどが注がれる
  3. 完成した商品をアームが受け取り口まで運ぶ

というシンプルなつくりではあります。なみなみとコーヒーが注がれたカップを、中身をこぼすことなく運ぶ姿はさすがです。サンフランシスコの近未来的な面、新しい製品を素早く取り入れる面点が再確認できる体験となりました。

 

夜はタコスを。タコスの皮が見えなくなるまでたっぷりと具材が盛られる当たり、アメリカらしさを感じます。日本でタコスを食べようものなら、しっかりと中身が収まった状態で提供されるでしょうし、このあたりも文化の差なんでしょう。

 

明日が今回渡航の最終日となります。初めての都市、サンノゼへ向かいます。

 

 

 

 

 

ところで、この記事の写真のどこかに『ウォーリーを探せ!』でおなじみのウォーリーがいました。皆さんは見つけられましたか?

答えは明日のブログにて!

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