こんにちは!9期CSFチームです。
18日目は、午前中にUC Irvineのエンジニアの方々とお会いし、その方の主要研究である、医療用のリハビリ機器開発に関してお話をお聞きしました。
リハビリ機器の開発には、制御工学的な知識のみならず、医学的な知識も必要であることは明らかですが、それに加えて患者さんが持続的にトレーニングを続けられるようなディバイス開発が必須だそうです。
そのため、手指の動きのトレーニングを行い、センサーによって患者の力を定量的に評価できるフィンガーロボットとゲームを組み合わせる事で、遊びながらリハビリできるディバイス等を開発していたそうです。
それを聞いて、そのようなディバイスを開発しても、沢山の患者さんに使用されるようになるには、経営的な視点も必要だと感じました。
午後は、ISUZUで自動車部品営業をされている方にお話を伺いました。
お話を伺う前、私は、営業職という職種は、ノルマに追われ、沢山の営業先に突撃することで成果を出すようなイメージを持っていました。
しかし、実際には営業には色々な種類があり、特にメーカーの営業は、売り込み以上にバックオブイス的なマネジメントするそうです。
また、自動車メーカーの強みはエンジン技術であるそうです。他自動車部品に関しては、社外工場で生産されたものを使用することが多いといいますが、エンジン技術だけは自社のものであると言います。そのため、電気自動車が主流になった場合、現存の自動車メーカーの強みは小さくなってしまうと考えられ、そのような変革が起きた時のために、準備が必要不可欠であると感じました。