山田です。
バーミンガム大学に訪問。私の専門分野であるパワーエレクトロニクスを鉄道に応用する研究をしています。パワーエレクトロニクスとは半導体素子を用いて電流・電圧を変換、制御する学問。主に大電力用途に使われます。
実験装置も私の研究室と似ていました。架線(列車が電力を受ける電線)の電圧を直流高電圧にする研究や、架線電圧が交流の時に電圧が不平衡にならないようにする研究、シミュレーション上のバッテリーのセル電圧を制御する研究など、非常に興味深い研究でした。
訪問後にバーミンガムのトラムを視察。バッテリーが搭載、架線がなくても走行できます。バッテリーを搭載したトラムは私の回路の応用先として考えてますが、初めての乗車。架線がないと景観もいいですね^_^