こんにちは、EPATS10期の満留です。
本日は午前中にニュルブルクリンクを見学し、午後はシュツットガルトへ移動しました。
ニュルブルクリンクは世界一過酷なサーキットとされ、アウトバーンと共に、ドイツを自動車大国たらしめています。これは、日本にも多くあるような平地に整備された一周数キロのコースではなく、一周約20キロの山を切り開いたコースです。そのため、起伏に富んだ多様なコーナーの連続となり、そのラップタイムは自動車の運動性能を測る指標の一つにもなっています。
土日や平日の夜は地元の人や観光客も走行できますが、それ以外の時間帯は企業専用となっており、多様な企業の車両が入り混じって走っています。世界各国のメーカーがここに拠点を置き、開発に使用しています。
一周約20kmのこのコースは森の中にありますが、コース脇に幾つか駐車スペースもあり、自由にフェンスに近づいてコースを見ることができます。また、この駐車スペースからフェンスに沿って何キロも歩いていくこともできます。今日も、色々な企業の最新鋭の車種や開発中の車種が走行する様子を実際に見ることができました。
午後はシュツットガルトへの移動です。300kmほどの行程で、道のりのほとんどがアウトバーンでしたが、基本的には130km/hの速度制限があり、至る所に路面張り替え工事による車線規制の渋滞が発生していました。日本の高速道路と比べても本当に工事が多い印象です。速度の面で言えば、ごく一部の無制限区間をのぞけば日本とあまり変わらないというのが率直な感想でした。ただし、どの車も車間を比較的広めに空けているため、追い越し車線への出入りがしやすく、スムーズなように感じた点と、何よりも無料であるという点は非常に大きいと思います。