12期の勝です.
ボルダーの次はシアトルに移動し,渡航14日目の2月25日にはTG Ellyson Courtさん(写真右)とお会いしてきました.
Courtさんは趣味で参加したCAD鉄Meetupというイベントで知り合った方です.
このイベントはCAD鉄という,CADを用いた鉄道模型設計をやっている人で集まり,情報交換や作品展示などを行うイベントなのですが,ここでCourtさんがアメリカでJATHO(日米交通歴史協会)という団体を立ち上げ活動をしていること知り,興味を持って声をかけさせていただきお会いすることとなりました.
当日はCourtさんのご友人のDannyさん(写真左)とご一緒し,Courtさんの車(世にも珍しいスバル ソルテラ!)で,3人でシアトルの交通に関する施設を巡ってきました.
まず,シアトル近郊にある鉄道模型店に行き,店内を物色.NやHOといった基本的な規格に加え,SゲージやOJゲージといった,より大きな規格の模型が並んでいることは日本の模型店との大きな違いであると思います.
大きな模型というのは良いです.自分もCADで模型の設計をやっているので思うのですが,HOのスケールでも実物を縮尺する時に細かさの関係上省略してしまう形状があり,そこがどうしても気になってしまうことがあるので,大きい模型というのはデフォルメされる箇所が少ないのが良いし,さらに所有した時の満足感も大きい.OJゲージなど日本にいるとなかなか見ないのですが,実物を見ると迫力ありますね.値段は編成で900~1100ドルほど…とっても安い!笑
次いで,ボーイングの飛行機の組立工場やミュージアムを巡りました.その途中で昼食としてChick-fil-Aというチキンの店のドライブスルーで昼食を取りました.
Chick-fil-Aというお店,これがなかなか面白い経営方針のお店でして,アメリカで大人気のチェーン店なのですが,経営一族が敬虔なクリスチャンであり従業員に休みを取らせるため日曜は定休,それでいて1店舗当たりの売り上げはあのマクドナルドを超えるほどに儲けている,なんだかよくわからない会社なのです.
その証拠にこの日,アメリカは平日ど真ん中であるにもかかわらずドライブスルーは2車線とも大混雑.
アメリカには2日目の記事で言及したような株式公開で大きく儲ける企業がある一方,どれだけ経営が順調でも株式公開をせず,経営者の思想に基づいて経営する(しかもそれでうまくいっている)企業もあるそうです.おもしろい.
普通のチキンバーガーとポテトを頼んだのですが,とってもおいしかったです.
続いてボーイングの組立工場群,B737MAXのグリーンの未塗装機体が並んでいるレントン工場,そして,Future of Flight Aviation Center & Boeing Tourという,ボーイング社のエバレット工場併設博物館に行き,定期開催の工場ツアーに参加し,工場を見学してきました.
飛行機の工場見学は撮影不可の都合上画像は無いのですが,これがとっても面白く,ひたすらに大きな敷地の中に組立途上の飛行機が工程ごと分かれて置かれている.飛行機というスケールの大きな工業製品がだだっ広い敷地でライン上に整然組み立てられている様は圧巻でした.
当時はB777Xを生産していたのですが,好きな型式の旅客機であったため,目の前で大好きな飛行機が生産されている様を見られたのは良かったです.工学畑の人間としては工場見学は楽しいなということを実感しました.
最後に,鉄道が良く見える貨物駅に連れて行っていただき,通過する列車や入替中の貨物列車,頭上を通過する飛行機などを見て,冒頭のスリーショットを撮影しました.Courtさんは高校時代よく学校をさぼってここに鉄道を見に来ていたそうです.貨物列車の迫力と壮大さ,アメリカの鉄道もかなり魅力があります.
ここに滞在していた十数分の間,旅客列車の少ないアメリカにおいては珍しく短時間の間で3本の列車が通過し,中には2編成しか現存していないタルゴ社製のレアな編成(画像の白い車両)であったそうでとても運が良かったです.
1日の旅を通じて,Courtさんにはアメリカ・シアトルの交通の話をはじめ文化的なことなどいろいろなことを教えていただきとても楽しい体験でした.
DannyさんとCourtさんの会話はとても楽しく面白いもので,アメリカ人を感じるかなりブラックなユーモアもあり,英語(特にスピーキング)を上達させ彼らと英語でコミュケーションをしてみたいと思いもしました.それは英語上達をしたいと思うモチベにおいて,「未来に海外で活躍するために」という半ば大義名分のようなものを上回る大きな動機となっています.







