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YJFコース10日目

こんにちは、滝沢です。ニューヨークから!

今日はまず我々はRESOBOXという会社に訪問させていただきました。ここでは日本文化の発信や日本の中小企業の海外進出支援などをしています。今回は杉さんという方に、ニューヨークで日本人がどのような活躍をしているのか、その難しさや面白さ、そこで感じるニューヨークと日本の違いなどをお聞きしました。日本の市場はどんどん小さくなっている中、ニューヨーク(アメリカ)での日本のインパクトは我々の想像するよりもかなり小さいと感じるそうです。その中で、我々の感覚のままプロダクトをPRしていっても見向きもしてくれない。例を一つ上げると「イ草は除湿効果があります」といえば、日本人はそっかいいじゃん!ってくらいで終わってしまうが、イ草を全く知らないアメリカ人だと、この部屋に何本置けば何%の湿度を下げられるのか?とデータを要求してくるといいます。自分たちの固定観念を捨て、相手の感覚で一番インパクトを与えられるPRする。非常に大切で貴重なお話、ありがとうございました。

次に我々は、9・11メモリアル博物館に行きました。

2001年は私達はまだ2歳で、事件がいかにショッキングだったか記憶としてはありません。なので今回このメモリアムミュージアムを訪問し、ことの悲惨さを体感できる良い経験となりました。今まで本土は他国に攻撃されたことがないアメリカに、テロという新しい形で中心部を攻撃され、3000人もの尊い命を失った。展示では、亡くなった一人ひとりのバックグラウンドや、事件がそれを見る人々や世界に与えたショックを映像や遺品などで伝えていました。
ニューヨークの街を歩いているとテロ対策を相当厳重にやっていることを実感できます。博物館やミュージアムでも、何か施設に入るときは空港のような荷物の検査を受ける。銃社会というのもあるだろうが、このようなテロの経験も大きいのだと思います。

次に向かったのは、エンパイアステートビル!
ここは以前から私が行きたいと思っていた場所です。船乗りだった私の祖父が、戦後まもなく最初の貿易船にのってニューヨークに行ったとき、言葉もよくわからないままこのビルに上ったそうです。そのころ日本は焼け野原なのに対し、この高さのビル。日本はこんな国と戦争してきたのかと、今まで受けてきた教育がひっくり返されたといいます。
当時祖父は21歳、私は今20歳。他にそびえるビルの量は違えど、同じ建物から同じ景色をみれました。感動です!
それにしてもこれが今から90年近く前に建てられたのは驚き。一階部分には建築の際の苦労も展示しており、よい勉強になりました。
そして最後、いよいよ夢のブロードウェイ!笑
我々が鑑賞したのはWicked。初演から15年以上たっても愛されるミュージカルです。
感想;やはり歌が凄すぎる!声帯が違いますよねもう。あとは観客も違います。日本でブロードウェイミュージカルを見たことがありますが、今回経験できたような歓声や笑いのレスポンス、スタンディングオベーションなど、観客とキャストの一体感は大きく違いました。そして内容としても、作品の背景には湾岸戦争があるそうで、「正義・善悪とは何か」考えさせられるものでした。
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