Home » 活動報告 » 4期 » 興味がある学問分野について(4期齋藤優太)

興味がある学問分野について(4期齋藤優太)

みなさん、こんにちは!4期の齋藤優太です!!!
本日は先月の予告通り、私が現在興味を持っているマーケットデザインという近年注目を浴びる経済学分野について
ご紹介したいと思います!

 

マーケットデザインは、ゲーム理論で得られた最先端の知見を活かして現実の様々な市場や制度の設計及び修正を
行うという分野です。
マーケットデザインが近年注目を浴びているのはその工学的側面と現実社会における実践的な側面からです。工学的側面は、
現実の制度設計の際に、理論の探求だけにとどまることなく、実験やシミュレーションを用いた効果の実証を行うという点に
見出すことができ、欧米諸国において電波周波数帯オークションや臨床研修医マッチング制度、公立学校の学校選択制度に
経済学者が設計した制度がそのまま応用されるなど、社会科学の分野としては非常に実践的な側面も持ち合わせています。
さらに、2007年と2012年には、このマーケットデザインの理論的研究とその実践にそれぞれノーベル経済学賞が与えられており、
学術的に最先端を切り開いている分野であることがわかります。

 

今夏の渡航では、『最先端の経済学理論とその実社会への応用から学び取る将来の理論的様につながる視点と原動力』
をテーマに、将来この分野で日本社会に貢献していくために必要な素地や考え方を身に付けたいと思っています。

 

4期は渡航プランを練り始め、だんだんと渡航が具体化してきました。これからも気を緩めずに準備に励みたいと思います!!

 

EPATS4期 東京工業大学第4類1年 齋藤優太
Post Tag With :

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です