こんにちは、5期の高松です。
本日は、5期国内研修の一環として
株式会社フジクラ佐倉事業所
を、同期の福田と訪問しました。
株式会社フジクラは、エネルギー・情報通信分野の製品開発を主とする会社です。
もともとは電線を製造する会社で、約120年もの歴史があります。
今回私たちが訪問した佐倉事業所では、フジクラが新規事業と位置づけている超電導分野の製品を研究・開発しています。
さて、私たちは企業訪問の際、
- 理論が実社会でどう生かされているかを知る。
- 企業で働く人に話を聞いて、自分の将来を見つめなおす。
の2点をテーマとして、質問を考えることにしていました。
今回の訪問では、東京工業大学の卒業生を含む3人の社員さんにお話を伺うことができました。その中で私が特に印象に残ったのは、
「基礎研究も応用研究も目指すところは同じ」
というお話です。私は今まで、「自分は将来、大学で研究者になるため、応用研究分野はそこまで重要ではない、自分とは関係ないものである。」と考えていました。そのような自分にとって、上記の考え方は非常にインパクトのあるものでした。このほかにも、
「今自分のやっていることが将来に直接的に関係すると思わないほうがいい」
「自分がこうしたいと思うことがあるといいよね。」
というお話もしていただきました。自分の将来を、今からしぼりすぎるのは良くないというメッセージだと受け取りました。
今回の訪問は、内部見学と対談併せて約2時間ほどのものでした。
訪問の後、グループメンバーである福田と、今回の訪問のまとめとディスカッションをしました。その中で、
- テーマに沿って自分たちの考えてきた質問はすべて質問することができた。
- 写真等の許可をスムーズにとることができた。
といういいところが挙げられた反面、
- 技術・専門分野の突っ込んだ話ができればよかった。
- あらかじめ考えてきた質問を広げることがうまくできなかった。
- 集合場所に早く到着しすぎて、かえって迷惑をかけた。
など反省すべき点も多く挙げられました。
今回が、私にとって初めての企業訪問でした。まだまだ課題も多いですが、自分にとって大事なことを学ぶことができ、とても有意義なものになりました。今回得られたこと、学んだこと、そして反省すべきことを、これからの国内研修、そして海外研修に生かしていきたいと思います。
最後になりますが、今回お忙しい中私たちのために時間を取っていただき、未熟者の私たちに対しとても丁寧に対応してくださった株式会社フジクラの皆様に感謝いたします。