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4期ヨーロッパコース 10日目

こちらの朝は息が白くなるほど冷え込みました・・・。

さて本日は、こちらでインターンをされていた先輩のおかげで
小型木質バイオマス熱電供給プラントの製造を行うSpanner Re2社を訪問することができました。

Spanner社では、(最近では大型も取り扱い始めまたそうです)小型木質バイオマス熱電供給プラントのユニットを開発、製造、販売などを行っています。

先輩に社内を案内して頂きました。
バケーション期間ということで、社内には通常の3分の1ほどの社員の方しかいませんでした。土地が広いことが起因しているのか、一つ一つのデスクが大きく、広々としています。また、壁や仕切りがないので開放感がありました。

以前訪問したsolar complex社とも同様の雰囲気を感じさせられました。

工場内はこのようになっています。
ここでは、開発や製品の組み立てを行っています。
先輩からは各ユニットの仕組みについても説明して頂きました。

事前に知識を入れていたつもりですが、実際に
各パイプがどこに繋がっていて、この部分はどう稼働しているのか、などを直に見て、知ることができました。
中でも途中で生じる熱を他の部分の冷却に使用してもれなく利用できているシステムには
驚かされました。

また、合間合間で聞くドイツの木質バイオマス発電に関する事情は、自分の知り得てこなかったことばかりで、自分のリーチ不足を痛感しましたし、自分にとって新たな情報に溢れていました。
(自分が数年後にこのように誰かに説明できるくらいの情報と経験を持って、そこに立てているのか・・・。)いれるようになるために蓄えなくてはいけない知識や経験を帰ってから身につけていきます。

午後は、実際にプラントが設置されている場所を見に行きました。
ここでは、住民が一部出資をして木質バイオマス熱供給プラントを設置しています。
チップがいかに運ばれ、プラントに移動し、中で熱を生じさせ、供給するのか。
稼働がされているプラントの保管場所にいき、中に入り、一つ一つ見せて頂きました。

本日はご厚意により、ドイツメーカーの製造過程から設置後までを自分の学ぶことができました。これにより、木質バイオマスの技術的な特徴やシステムを知り、さらにドイツ事情について考えさせられるきっかけを得ました。

これから先、どこに向けて自身は進んでいくのか・・・決めるためにはさらに情報を手にしていく必要がありそうです。

最後に、先輩の勧めで世界遺産のレーゲンスブルグに行ってきました。
街の色合いや雰囲気は日本とは大きく違い、時間はゆったりと流れる世界でした。

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