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Chemコース10日目

こんにちは!Chemコースの佐藤です。

ボストン→サンディエゴ→サンフランシスコとまわってきましたが、ここサンフランシスコは中でも気温が低く、半そでだと朝晩は少し肌寒いです。

今日から2日間、ChemコースはUC Berkeleyへの訪問が続き、偉大な化学者の方々にお会いします。非常にエキサイティングな2日間です。

 

さて、午前中はすでに述べたようにUC Berkeleyへ。UC Berkeleyは世界トップレベルの化学科を有しており、化学の聖地といっても良いような場所です。

UC Berkeley入口。自然がいっぱいです。リスもいます。

今日お会いしたのはF. Dean Toste先生。有機合成化学を中心として、触媒開発や不斉合成の研究をされている方です。なんといってもToste先生は文字通り世界トップレベルの化学者。1時間ほどお話をさせていただきましたが、胸の高鳴るひと時でした。

Toste先生には触媒探索の研究についてや研究場所としてのUC Berkeleyの魅力についてお話しいただきました。

触媒探索については、データサイエンスの応用の研究も始まっているというお話に非常に興味を持ちました。本来、一つの触媒をデザインするためには、いくつもの微調整を繰り返して何度も手間暇かけて実験を行わなければなりません。しかし、機械を用いた計算を活用することができれば、開発を大幅に短縮できる可能性があるというお話でした。化学にデータサイエンスを取り入れることへの期待が高まっていることが改めて感じられます。自分としては、それに振り回されてしまわないようにしっかりとした知識と力をつけていくことが非常に大切だと感じています。化学形態が今後どのように変化していくかは注目どころです。

UC Berkeleyの魅力については、人の数が多いため、他の分野の先生の力を借りたいと思ったときにその分野の世界トップレベルの人の協力を得ることが容易であるということをあげておられたことが印象的でした。研究場所を考えるときに他分野と関わり合うことまで考えている点、視野の広さを感じます。あくまで自分の印象ですが、研究室などを見た時にも、アメリカの方がオープンな雰囲気があるようにも感じており、研究も閉鎖的になりにくいのではと感じます。

さらにその後は研究室もご案内いただきました。研究室のつくり自体は、やはりどこでもそこまで大きな差はないというのが変わらずの印象です。研究についても少し説明をしていただき、勉強になる時間でした。自らの知識不足も実感しましたが。

 

昼はお勧めしていただいた、Berkeley近くのBongo Burgerというハンバーガー屋さんでハンバーガーを。

アメリカンな感じでとてもおいしかったです。量が適切なあたりもグッド。

 

午後はWalt Disney Family Museumへ。ゴールデンゲートブリッジのすぐそばにある博物館です。

建物内からは美しいゴールデンゲートブリッジが。う~ん、サンフランシスコに来たって感じがしますね。

Walt Disney Family Museum正面。かの有名な夢と魔法の国の生みの親、Walt Disneyの生涯とディズニーの歩みについて展示されています。ディズニーの作品の数々が生み出される様子について知ることができました。アニメーションへ及ぼす音楽の効果についての展示が多くあった点が印象的でした。Who’s Afraid of the Big Bad Wolfなど、なじみのある曲が生み出される様子の映像など、貴重な資料を見ることができました。

あと、アメリカの博物館って受話器で音声がきける装置がよくあります。

 

ディズニーランドのジオラマ模型。ずっと見ていられます。

 

夕食はスーパーで買ってホテルの部屋で簡単に。スパム1缶はミスりました。あと、アメリカでオレンジジュースは正義です。安くておいしい。

明日もBerkeleyへ。わくわくしますね。

 

現在泊っているホテルは、なぜか部屋にバランスボールがあります。このブログはバランスボールの上に座って書きました。なかなか作業がはかどりますよ。

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