こんにちは!6期宇宙コースです。
今日はロサンゼルスの中でも非常に大きい美術館である、ゲティセンターに行ってきました!
ゲティセンターには非常に多くの美術品の展示がされており、ヨーロッパから広まった西洋美術の歴史や種類を時系列に沿って鑑賞することができます。
今日はロサンゼルスの中でも非常に大きい美術館である、ゲティセンターに行ってきました!
ゲティセンターには非常に多くの美術品の展示がされており、ヨーロッパから広まった西洋美術の歴史や種類を時系列に沿って鑑賞することができます。
北館ではルネサンス盛期までの美術が展示されていました。この時期の芸術はほとんどが宗教に紐付いたものとなっており、キリストや聖母などの絵画が多くありました。
これはルネサンス期の特徴でもあるのですが、ここでは17世紀以前の絵画や彫刻などが1箇所にあったせいか、一貫した技法などはなく、時代によって変遷してきた様子がわかるような展示がされていました。北館に続いて東、南、西館に行くにつれ近代美術に近づくような展示がされていました。東館では中期以降のルネサンスの芸術が展示されており、その鮮やかな色に圧倒されました。南館では東館と同じ時期の芸術ではあるものの、絵画に比べ彫刻や貴族が用いていた家具などが多く展示されていました。特に多く展示されていたのはバロック以降の芸術様式であるロココ調の美術でした。ロココ調は1730年代に流行した芸術様式の1つだったため、その頃の貴族階級が用いていた家具などが展示されていました。
Getty Centerには展示棟に囲まれて、セントラルガーデンがあります。午後からはここに行きました。このガーデンはカリフォルニアの芸術家Robert IrwinによってこのGetty Centerに作られました。97年のオープン以降常に植物が加えられ続け、種類も変わっています。
私(住友)は以前、EPATSの文化学習として浜離宮恩賜庭園を訪れました。
もちろん同じ庭園といっても全く異なるのですが、その違いを数点挙げます。一つ目は左右対称であることです。
事前学習でも日本の庭園はアシンメトリーで、西洋のガーデンはシンメトリーであることを学びましたし、有名な話です。 もう一つはあらゆる種類の花が植えられてる点です。写真からも綺麗に手入れされた花々がたくさん植えられていることがわかります。
また以前、私は奈良県にある安倍文殊院に行ったことがあります。そこでは秋頃コスモス迷路が開催されます。(是非調べてみてください。)実はこのセントラルガーデンの中央にあるのも迷路です。安倍文殊院もこれの少し規模が大きい感じで、植物で迷路が作られています。しかし異なる点はGetty Centerのガーデンは大きく手が加えられているところです。一方安倍文殊院では迷路にするため以外にはほぼ手は加えられていません。
このようにGetty Centerのガーデンはいかにも作り込まれた感じがしました。まさに事前学習で知った、西洋では自然を文明の力で支配するという考えが反映されていることが改めて確認できましたと思います。
それではまた明日!