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CSFチーム・自分の市場価値編(14日)

こんにちは!9期CSFチームの廣長です。

本日は、ノースウェスタン大学MBAであるKellogに訪れました。
3人の日本人学生の方(それぞれ製薬、コンサル、商社出身)にお会いしました。

まず最初に日本の雇用形態の変化について話しました。

日本の雇用形態はメンバーシップ型(総合職として入社して、ジェネラリストを目指すタイプ。従来の日本が該当)からジョブ型(明確なジョブディスクリプションが提示されている、スペシャリストタイプ。アメリカが該当)に徐々に移行しつつあるという話をしました。

日本では特に大学で仕事に使えるスキルを身につけなくても、新卒一括採用という形で入社することができます。入社後にOJTを通して業務についての知識は一通り学べるからです。
そのため、大学での学びは社会人になった後に生きることは無いのかという質問をしました。

答えとしては、直接生きる場面は少ないですが、後から大学で学んだことを思い返すとヒントになることが多いそうです。というのも、社会人以降に覚える知識を体系化して理論づけているのが大学での学びだからです。

経営を例にとると現場で叩き上げで会社を回していく力を身につけることは可能かもしれないが、それをもう一度体系的な知識として、学問として学ぶと今までの経験と理論が紐づけられます。

仕事をするには実務に取り組むのが1番であるが、思考パターンや教養のベースとして最も応用の効くのが大学の学びだそうです。自分も大学の学びに疑問を持っていたタイプの人間だが、これを機に大学での学びも大切にしたいなと思いました。

また、コンサル出身の方にコンサルの将来性についてお話頂いきました。

その方は戦略コンサルに勤めている方で、経営者が抱えている課題を助ける役割をします。メンバーシップで年齢を重ねて社長になるのではなく、ジョブ型でプロの経営者が増えていく流れがあります。そのため、コンサルが担っているような問題解決のプロセスを経営者が担っていくので、コンサルは必要なくなると思っていました。

しかし、現状は逆でコンサルが必要な場面は増えていくそうです。というのも、ジョブ型に移行したことでそれぞれの職のプロフェッショナル化が進み、問題解決に特化したコンサルはコンサルだけのバリューを出せることになるからだそうです。

自分はエンジニアとして広くいろいろなことができる人になりたいと思っていましたが、まずは興味のある分野を突き詰めて人より出来ることを一つ作りたいと思いました。

目ぼしい写真が無かったので、シカゴの湖の写真を載せて終わりにしたいと思います。

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