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8-9期アーヘン工科大編

こんにちは~9期の石川です!今回はアーヘン工科大のムルクスさんを訪問しました。ムルクス研究室は最近できたばかりの有機化学の研究室です。その中でも、ミクロな反応、量子化学の領域に至る有機化学を扱っています。

ムルクスさんの過去の論文は金の有機錯体に関するものばかりだったので、今はその研究をされているのかとお聞きしました。すると、金の研究は博士課程の時にやっていたが、今はもうやっていないとのこと。ドイツでは、自分でラボを立ち上げるとき、以前博士課程でやっていた研究を続けてはいけないそうです。その方が、資金や支援が平等に行き渡るためだからとのこと。同じ研究を続けると、自分の指導者から支援を受けられる可能性が高い、すると他の人がチャンスを失ってしまう。これを阻止するためらしいです。

また、ドイツでは博士課程終了後、アカデミアに残る場合、海外の大学に行くことを推奨されます。ムルクスさんも、アメリカと韓国で研究プロジェクトに携わっていたそうです。けど、やはり研究環境がいいドイツに戻ってきたと言っていました。ムルクスさんのラボはまだ新しいですが、専用の実験室がありました。ドイツの研究環境は、設備も十分、そして比較的資金獲得のハードルが他の国に比べて優しいからいいそうです。

このアーヘン工科大学が私の最後の訪問先です。残りの2つは個人で長期留学中に訪問します。それではまた~

ホテルのWIFIとthreeのシムがなぜか使えなくなってしまったので、画像は後ほど投稿します。。。

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