本日は私、池田が執筆を担当します。
本日はJ・F・Kennedy博物館を見学し、その後MIT日本人学生会の森本さんとお会いしました。
まずj・F・Kennedy博物館についてです。
上にある写真のようにきれいな建物でした。ここはアメリカ合衆国第35代大統領のJ・F・Kennedyについてその生い立ちから最後の死に至るまでの道筋をたどって彼の業績やエピソードを展示しているところです。シアターなどもあり、そこでは20分程度の、一部展示をまとめたようなムービーを見ることができます。歴史や現代社会の教科書から習うよりはるかに深く、彼がどのような道筋を歩んできたのか、その歩みを知ることができました。私が博物館の見学を通して知ったものの中で印象的だったのは、Kennedyが大統領に就任したときに戦艦「天霧」の乗組員たちからのお祝いのメッセージを受け取ったということです。戦艦「天霧」は第2次世界大戦時の日本の戦艦であり、実はKennedyが当時海軍に所属しており、その時に乗っていた船を衝突、沈没させているのです。そんな、いわば敵だったともいえる存在からのお祝いのメッセージが届くということはなかなか考えにくいです。敵だったものでも時を経れば歩み寄れるものだな、と感じました。
博物館の見学ののち、MIT日本人学生会の森本さんにお会いしました。森本さんは現在MITの学士3年生で電気電子工学を専攻しています。日本の高校を卒業後、大学1年からMITに入学した方です。すごいですね。ぼくにはそんなことできる自信なんてありませんでした。森本さんにはMITでの学生生活がどのようなものかを中心に様々なお話を頂きました。アメリカでは様々なバックグラウンドを持つ人がいるため、一緒にどこかに食べに行こうとすると、誰かしらがあれが食べられない、これが食べられない、という展開になり、大変だという話はとてもアメリカらしいな、と感じました。日本でそういったことを聞くことはなかったため、非常に新鮮で興味深く感じられました。また先日お会いしたつりまきさんからいただいたお話を踏まえた話もでき、とても有意義だったと感じています。これらの話を通してアメリカへの留学について自身がどうしたいのかも考えてみたいと思います。
ところで昼は中華人街の中華の店に行きました。久しぶりの中華、味も良かったです。ただ米は日本のほうが口に合うかな、僕にとっては。
明日は1日を通して文化学習です。残るボストン滞在日もわずか、いろいろ見て回りたいと思います。
