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13期夏渡航Group3(2・3日目)-IAEA本部

こんにちは、13期の西谷です。

8月12日から2日間にわたり、オーストリアのウィーンにある国際原子力機関(IAEA)本部を訪問し、現地で勤務されている職員の皆様にお話を伺いました。IAEAは182か国が加盟し、世界の原子力の平和利用を様々な形で推進・サポートしている国際機関です。

1日目は、IAEAのNA局で原子力発電や放射線治療などに欠かせない核データを取り扱うセクションのプロパー職員で東工大原子核工学専攻で博士号を取得された奥村さんにお会いしました。お話の中では、国際機関で活躍するためには英語でのコミュニケーションだけではなく専門性をつけることが重要であるということや、こうした国際機関では日本人だからこそ活躍できる機会が数多くあるということを伺いました。

また、IAEAには日本の電力会社や官公庁などから出向という形で赴任されている方々も多く、原子力規制庁や日本原燃、経済産業省などからいらしている皆様にもお会いしお話を伺う機会をいただきました。皆様からは、これまでのキャリアや日本と欧州での働き方の違いなど、現場ならではの興味深いお話を数多く伺うことができました。

特に印象に残ったのが、自分の専門性を高める過程で培った人脈が、今の自分のキャリアに結びついているというお話です。複数の方が同じように仰っており、これからの自分たちの人生においても、身の回りの人との縁を大事にしながら努力していきたいと思いました。

この日の夜はヨーロッパで皆既日食が観測され、ウィーンからも部分的に見ることができました。私たちもIAEAのオフィスから皆さんと一緒に日食を眺めつつ歓談するという、大変思い出深い時間を過ごしました。

翌日は、放射線治療医の田巻さんや、核融合技術の専門家の皆様ともお話しさせていただきました。田巻さんからも人脈や専門性、そして遠い将来について考えすぎずに自分が今やりたいことを大事にすることの重要性についてメッセージをいただき、改めて自分の武器を持つことの大切さを実感しました。

核融合の専門家の皆様からは、現在ITERが稼働準備中で79%の建設が完了しており、2028年には10秒の点火試験を予定しているといった最前線のお話を伺いました。まさに今が一番核融合がホットな時期であり、官民から莫大な投資が集まっていること、そして社会実装に向けて様々な分野のエンジニアリングスキルが必要とされているというお話は大変興味深いものでした。技術がまさに現実のものとして動き出している熱量を肌で感じることができました。

今回の訪問を通して、貴重なお話をたくさん聞かせていただいた日本人職員の皆様、特に私たちの訪問に際して皆様との面会をご調整くださった奥村さん、本当にありがとうございました。

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