Home » 活動報告 » 3期 » 3期アメリカ3日目

3期アメリカ3日目

 

本日はカリフォルニア大学バークレー校を訪問しました.

バークレー校(UC Berkeley)はアメリカ国内の公立大学の中では常にトップ争いをしている州立大学です.シリコンバレーが近いことから,リベラルな校風でも知られています.
活動内容としては,現地の学生の授業に参加した後に,校内を案内していただきました。最終的には大学近くの韓国料理屋にて夕食を共にし自由に会話を楽しみました.

今日受けた授業は日本の歴史を扱っている授業で,紫式部の文献についてディスカッションし合うものでした.私達でさえ理解が難しいような高度な議論が行われており,非常に新鮮でした.この講義中に私達は,日本の大学生の流行,東工大について,機械・生物分野の日本における変遷および最近のトレンド,大学で学んでいることについてプレゼンテーションを行う機会を与えていただき,緊張しながらもしっかりと発表できたと思います.

また,先生とのお話の中で,日本語教育の問題点に気付かされました.バークレー校はアメリカでも一位二位を争うほどの日本語教育を行っている現場です.日本語を学ぶ学生は日本語が完璧に話せ,日本についても積極的に学ぼうとしている姿が印象的でした.しかし,韓国・中国の企業および国自体が多くの教授をアメリカに派遣してそれぞれ母国語の重要性についてアピールしているのに対して,日本の企業はそのようなことに消極的だという知見が得られました.その結果,日本語を学ぶ学生が減少し,日本についての誤解が解けない状態になっていることがわかりました.日本語を学びたい学生に対して日本はどういう国なのか,また自分は大学で何をやっているのか紹介することは日本の正しい理解・日本の魅力を感じる結果となるので自分たちのような日本の大学生が日常を紹介することは大変重要なことであると感じました.

 

また、現地の留学生との交流ではバークレー校の特徴、アメリカの大学の利点、母国との宗教観や政治観の違い、日本語を勉強したきっかけ、留学生内のコミュニティ、アルバイトなどを含む金銭事情、在学中のインターン、将来の目標など多種多様なことを伺うことができ充実した機会になりました.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です