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4期ヨーロッパコース 13日目

本日はコペンハーゲンからドイツ、ハノーファーまでの鉄道8時間の大移動

でした。

 

コペンハーゲンからドイツまでは鉄道で繋がっており、国境を越える際の

手間のかかる手続きなどがありません。

そのため、多くの観光客も利用しているようです。

 

ここで一番驚いたのは、「フェリーで鉄道を運んで海を渡る」ことでした。

どういうことかというと、デンマーク最後の島(ロラン島)からドイツの海岸沿いの街ハンブルグまでフェリーで鉄道を輸送し、船を渡るのです。

 

私はてっきり、青函トンネルのようなものだと思っていたのですが・・・

ぼーっとしていたところ周りの人に外に出ないといけないらしいぞ!と

声をかけてもらい、外に出ました。

 

乗客は、安全上の問題で海を渡っている間はデッキに登ります。

そこからは45分ほどの海の旅です。

 

 

ここで、後ろに見えたのが「ロラン島」。

再生可能エネルギーで島の中のエネルギー自給率を600%ほどにまで

支えていることで有名です。

 

特に、最近コペンハーゲンとエネルギー政策に関して、協力体制を気付いたそうで

これから一層、この地域でのエネルギーシフトが加速していきそうです。

 

 

海上には洋上風力発電がざっと20基以上立ち並んでいました。

ここまでたくさんの洋上風力発電を見たことは人生で初めてでしたし、

それが本当にこの世界に存在していることをこの目で見ることができました。

 

今回の訪問では、ロラン島に訪問する機会はありませんでしたが、

一回り成長して多くの視点と経験を持って、再びデンマークに来た際に、

必ず訪れたいと思います。

 

 

ドイツに入ると、海岸沿いは同様に陸上の風力発電が多く立ち並んでいました。

風車のすぐ近くを鉄道が走るので、子供の頃に戻ったかのようにテンションが

上がってずっと写真撮ってしまいました・・・。

 

長い鉄道旅の中で、このEPATSでの日々を振り返っていました。

 

始まる前、多くの人にたった2週間で何かが変わる訳はないと言われ続けました。

それでも、

何か新しい視点や経験を得て変われることを信じて、自分なりに前に進んできたつもりです。

 

そして、

この2週間で多くの新たな視点を身につけ、経験をして自分でもわかるくらいにメキメキ成長できているように思えます。

 

2週間でも、自分にとって濃密な時間を過ごせれば前に進めることを痛感しています。

ただ、漠然と成長できたーで終わらないように、自分の中で噛み砕いて吸収していかなくては・・・。

 

 

明日は最後の訪問、もうすぐ帰国。

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