今回は、商船三井の大西さんにお伺いしました。
大西さんは学生時代、機械を専攻していて船のプロペラに関わるキャビテーションの抑制について研究されていたそうです。そして、実際に関わる現場を知ったことをきっかけに船に惹かれ、就職活動でも船に関わる仕事に絞って進めていたとおっしゃっていました。
大西さんは、船についてとても楽しそうに、熱く語ってくださいました。私は機械系に所属していることもあり、これまで自動車分野ばかりを見ていたのですが、話を聞いているうちに、船に関わる仕事も面白そうだなと思いました。今まであまり考えていなかった分野だったので、新しい選択肢を知ることができました。
特に印象に残ったのは、日本とアメリカでは、仕事をする上で「その人自身をどう見るか」が違うという話です。日本では「〇〇会社の〇〇さん」という見られ方をすることが多く、会社について説明することが多い一方で、アメリカでは「あなたはどんな人なのか」「なぜそれをしているのか」と、その人自身のキャリアやストーリーについて聞かれることが多いそうです。
この話を聞いて、日本ではどんな会社やグループに所属しているかを見られることが多いのに対して、アメリカでは個人に注目する文化があるのだと感じました。
そこから、自分自身のこれまでの選択についても考えてみました。なぜこの大学を選んだのか、なぜ機械系に進んだのかなど、選んだ当時にはそこまで深く考えていなかったことも、改めて考えてみると、自分なりの理由があったように思います。このことを考えることによって、自分が選択をする際、自分は何を大切にしていたのか、何を軸にしていたのかを気づくことができます。
受験のときにお世話になった方がよく「自分が選んだ道を正解にする」とおっしゃっていました。大西さんとのお話を振り返って、私はこの言葉を思い出しました。この言葉は、最初から正解の道を選ぶというよりも、自分で選んだ道を後から正解にしていけばいいのだ、ということを意味しています。今回のお話を聞いて、これから進路やキャリアを考えるときも、周りからどう見られるかだけではなく、自分はなぜこの道を選びたいのかを考えていきたいと思いました。
