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13期夏渡航アメリカGroup2(12日目)・日本製鉄 神原さん 塚崎さん

こんにちは。13期の山岸です。渡航12日目となる9月3日は、日本製鉄からUSスチールに出向されている神原さんと塚崎さんにお話を伺いました。

お二人は、日本製鉄が米国の鉄鋼大手USスチールの買収・パートナーシップ構築に向けて2024年4月に発足させた「USSプロジェクト」を経て、現在アメリカでご活躍されています。神原さんは日本の製鉄所や本社で経理・財務を担当されたほか、インドネシア子会社への事業支援やイギリスへのMBA留学をご経験されています。一方、塚崎さんはコークスがご専門で、オーストラリアの大学への研究留学ご経験の持ち主です。

当日はピッツバーグにあるUSスチールの本社を訪問させていただき、夜ご飯までご一緒させていただきました。

お二人とも会社の制度を利用して海外留学をされたご経験があり、将来海外で活躍したいと考えている私にとって、非常に魅力的なキャリアパスだと感じました。実際に留学時の経験が現在の駐在生活にも大いに役立っているそうで、例えば神原さんは「MBA留学の際に大量の英文を読んだ経験が今に生きている」とおっしゃっていました。

今回最も圧倒されたのは、お二人が2兆円規模というUSスチールの買収・プロジェクトに携わられているという、大企業ならではのスケール感です。買収というと「その後の企業融和が難しいのではないか」と想像していましたが、実際にお話を伺うと、敵対的買収ではなくお互いの立場を尊重したパートナーシップであったため、スムーズに進んだそうです。鉄鋼分野に直接関係のないピッツバーグの住民の方から感謝されたこともあるそうで、地元住民の深い理解も得られている素晴らしい取り組みだと感じました。

また、日米の産業構造の違いについても非常に興味深いお話を伺いました。日本は資源が限られ輸入に頼っている一方、アメリカは自国内に豊富な資源を持っています。こうした違いから、資源の有効活用やコストにインパクトをもたらす要因も異なるため、「単に日本のやり方を持ち込めばいいわけではなく、お互いの良いところを取り入れつつアメリカに合ったやり方を確立していく」というアプローチは非常に面白いと感じました。お二人とも海外で働くことを心から楽しんでいらっしゃり、文化の違いを乗り越えて多様な人と関われる海外という環境の魅力を改めて実感しました。

さらに印象的だったのは、神原さんが入社4年目でインドネシアの事業支援に行かれた際のお話です。日本製鉄での研修や経験がしっかりと自分の土台となり、海外でも通用することを実感されたそうです。「自分にしっかりとした土台がないと、環境が変わると何も通用しなくなる。だからこそ、そうしたスキルを確実に身につけられるのも大企業の強みである」と感じました。

「出会うべきタイミングで出会うべき人と出会う」という塚崎さんのその言葉の通り、今回こんなにも熱量を持ってグローバルに活躍されるお二人に出会えたことは、私にとってかけがえのない財産になりました。いつか私も、文化の違いを楽しみながら世界を舞台に働く未来を実現させたいと、強く心を動かされました。

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