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帰国編(26日目)

CSFチームの廣長です。遂に最後のブログになりました!

最終日はフライト以外に特にイベントが無かったので、アメリカ渡航を通して感じたことを一言二言書いていこうと思います。

この旅で一番強く感じたのは、「海外で暮らすのって楽しそう!」ということです。

渡航をする前は飯はうまいし、治安も良いしで日本に勝る国は無いと思っていました。しかし、帰国する頃にはアメリカも日本に引けを取らない良い国だなと思いました。

道を尋ねるとみんな親切に教えてくれるし、美術館や博物館は日本には無い開放的な造りになっていたりで日本で暮らしているとわからないようなことも感じられました。

また、アメリカは景気が良いので、給料は高いし、物価は高いし、家賃も高いです。景気の良さからか、はたまた国民性からかもわかりませんが、どこもかしこも活気に溢れていました。それだけなら、日本に暮らしていても大して変わらなくない?と思っていたかもしれません。

そこまで私をアメリカへと駆り立てるのは、渡航を通して出会った日本人の方たちの楽しそうに話してくれた姿でした。

海外大学のPhD課程の方や社費留学でMBAに来ている方など我々と年齢も近い人達とお会いしました。今打ち込んでいるご自身の研究について語ってくださったり、日本とアメリカにおける雇用の違いについて教えてくださったり、とにかく熱量がすごかったです。我々と大して年齢も違わない方たちが世界にインパクトを与えるような研究やビジネスをしていると思うと勇気を貰えました。

社会にインパクトを与える人間になりたいと思うと同時にこのまま日本のぬるま湯に浸かっていたらダメだなという危機感も湧いてきました。専門のことについてそこまで詳しくないので、クリティカルなことまで聞き出せなかったり、スケジュールがタイトでゆっくり文化施設を周る時間が無かったりで少し心残りな点もありますが、自分の中で「将来的に海外で働く」という大きな目標が出来たという点では有意義な旅になりました。

また、この旅を通して自分一人で出来ることは小さいんだなということを痛感しました。自分は渡航時は研究に興味がありましたが、研究したことをビジネスにつなげるのも面白いなと思いました。興味分野が違う仲間たちと一緒に旅に行っていなかったら気づけていなかったかもしれません。

また、英語もろくに通じず、食事も口に合わないで最初の内は辛かったです。しかし、約1ヶ月と長い間無事にやってこれたのは一緒に渡航した仲間のおかげです。電車やバスの時間を調べてくれたり、美術館の予約をしてくれたり、みんなで協力したからこそうまくいったと思います。本当に感謝しています。

これで26日間を綴ったブログは終わりになりますが、EPATSとしての活動はまだまだ続きます。後輩たちにEPATSを勧誘して、同じような経験をしてもらう。こうやって次の世代にバトンを渡していきます。渡航を通して良い経験をする人が少しでも増えたらなと思っています。

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